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向いてる仕事がわからないとき|僕は「やりたいこと」ではなく興味から探した

仕事を選び直す

システムエンジニアの仕事を辞めたあと、すぐに次にやりたい仕事が見つかったわけではありません。

むしろ、

「次は何をすればいいんだろう」

という状態でした。

当時の僕にとって「やりたいことを見つける」という言葉は、かなりハードルが高く感じました。

一生やりたい仕事。

自分に向いている仕事。

これが天職だと思える仕事。

そこまでのものを探そうとすると、何も思いつきません。

だから途中から、もう少し小さく考えることにしました。

やりたいことではなく、まず興味があることを探してみよう。

そこから仕事探しをやり直しました。

未経験転職についてまとめて整理したページはこちら

まず、エンジニア以外の求人を見てみた

それまでは大学で情報系を勉強していたこともあり、自然にエンジニアの求人を見ていました。

でも次は、いったんそれをやめました。

求人サイトで、職種をあまり限定せずに見てみました。

当時よく目に入ったのは、営業職、製造業、運送業などです。

求人の数はたくさんありました。

ただ、自分の中ではほとんど引っかかりませんでした。

待遇が悪いとか、仕事として問題があるという意味ではありません。

単純に、

「これをやってみたい」

という感覚がありませんでした。

それを見ながら、

「自分はこういう方向にはあまり関心がないのかもしれない」

と思うようになりました。

向いている仕事は分からなくても、興味がないものは少しずつ分かりました。

好きだったものの周辺から仕事を探した

僕はライブへ行くことが好きでした。

ファッションも好きでした。

アートやデザインにも興味がありました。

だから求人を見るときも、その周辺を少しずつ見るようになりました。

イベント関係。

アパレル。

Web関係。

その中で気になったのが、Webデザイナーという仕事でした。

当時の僕には結構憧れのある仕事でした。

ただ、求人を見ると経験者を前提にしているものが多い。

PhotoshopやIllustratorを使った制作経験が必要だったり、ポートフォリオの提出が求められたりします。

その頃の僕には、当然そんなものはありませんでした。

コーディングなら経験を使える。でも、やりたいのはそこではなかった

Web関係の求人を見ていると、デザインだけでなくコーディングを担当する仕事もありました。

エンジニアとして働いた経験があるので、

「コーディング側なら応募できるかもしれない」

と思いました。

実際に応募したこともあります。

でも、そのときに一つ気づきました。

僕が興味を持っていたのは、Webという業界そのものではありませんでした。

デザインをする側に興味があったんです。

エンジニアの経験を使えば入りやすいかもしれない。

履歴書にも書きやすい。

それでも、またコードを書く仕事をしたいわけではありませんでした。

以前と同じように、

「今までの経験が使えるから」

という理由だけで仕事を選びそうになっていました。

求人を探すのをやめて、Photoshopを勉強した

それなら、まずPhotoshopを使えるようになってみようと思いました。

Photoshopを使えるようになれば、何かしらデザインに近い仕事へ応募できるかもしれない。

この時点では、具体的に何の仕事に就くかまでは決めていません。

一度、求人への応募をほとんどやめました。

そこから2か月くらいは、朝から晩までPhotoshopを勉強していたと思います。

チュートリアルを見たり、自分で作品を作ったりしながら、ポートフォリオとして見せられそうなものを少しずつ増やしました。

この期間は、今振り返ると結構大きかったです。

誰かにやれと言われたわけではありません。

学校でもありません。

仕事でもありません。

それでも毎日かなり長い時間取り組めていました。

その時、

「少なくともこれは、自分から調べて続けられるんだな」

とは思いました。

「Photoshopを使う仕事が絶対に向いている」と確信したわけではありません。

でも、それまでの仕事とは少し違う感覚がありました。

向いているかは、仕事にする前から全部分かったわけではない

ある程度作品ができて、ポートフォリオとして見せられる状態になってから、就職活動を再開しました。

条件はかなり広く見ていました。

デザイナーだけに絞ったわけでもありません。

未経験でも応募できて、Adobe系のソフトを使う仕事。

そのくらいでした。

そこで見つけたのが、ECサイト運営の求人です。

デザイナーとしての募集ではありませんでした。

ただ、商品画像を扱うためにPhotoshopなどAdobe系のソフトを使う仕事でした。

未経験でも応募できました。

結果的にその会社に採用され、そこから僕はエンジニアとは違う仕事をすることになりました。

最初から「ECが自分の適職だ」と思っていたわけではない

ここは自分でも結構重要だったと思っています。

僕は最初から、

「自分にはECの仕事が向いている」

と分かっていたわけではありません。

EC業界へ行きたいと決めていたわけでもない。

写真の仕事をするとも思っていませんでした。

Photoshopに興味を持った。

勉強を続けられた。

そのスキルを使えそうな未経験求人を探した。

その結果としてECの仕事に入りました。

そこから実際に働きながら、撮影やレタッチ、商品登録など、できることが増えていきました。

つまり僕の場合、向いている仕事を先に見つけてから転職したわけではありません。

興味のある方向へ少し動いてみて、その先で仕事が見つかり、働きながら自分に合う部分が分かっていきました。

「好きなことを仕事にする」とも少し違った

よく、

「好きなことを仕事にする」

という言葉があります。

僕の場合は、それとも少し違います。

ライブが好きだからライブの仕事をしたわけではない。

ファッションが好きだからアパレルに行ったわけでもない。

アートが好きだからアーティストになったわけでもありません。

そういうものを見ているうちに、

自分は視覚的なものを作ったり、画像を触ったりすることに興味があるらしい

という方向が少しずつ見えてきました。

そこからPhotoshopを触ってみた。

続けられた。

仕事にしてみた。

かなり遠回りです。

でも僕には、そのくらいの探し方の方が合っていました。

向いている仕事が分からなくても、興味がある方向は探せた

今でも、自分にとっての「向いている仕事」をきれいに説明できるわけではありません。

向いていると思って始めた仕事でも、嫌になることはあります。

逆に、最初は何も分からなくても、続けるうちに得意になることもありました。

僕の場合、

「自分の適職は何だろう」

と考えていたときには答えが出ませんでした。

でも、

「どの求人には少し興味があるか」

「逆に、何には全然興味が湧かないか」

「お金にならなくても、自分から調べてしまうものは何か」

くらいなら考えられました。

その中でPhotoshopが残りました。

そして実際に勉強してみたことで、次の仕事につながりました。

過去の経験から離れたところに、次の仕事があった

大学で情報系を勉強したことも、エンジニアとして働いた経験も、今では無駄だったとは思っていません。

ただ、当時の僕は、

「せっかくここまでやったから」

という理由で、その続きを選ぼうとしていました。

そこから一度離れて、

「経験が使える仕事」ではなく、

「少し興味がある仕事」

を探したことで、ようやく別の方向へ進めました。

Photoshopを勉強している時点では、その先にECの仕事や写真の仕事があるなんて分かっていませんでした。

分からないまま始めました。

僕の場合は、向いている仕事を考え続けて答えを出したというより、

興味があるものを一度やってみたことで、後から自分に向いている部分が見えてきた

という方が近いです。

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