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履歴書の職歴欄を書こうとして、昔のアルバイトをいつ始めていつ辞めたのか、思い出せないことがあります。
バイトを何度か変えていたり、短期勤務があったりすると、入社年月や退職年月を正確に並べるだけでも大変です。
そこでおすすめしたいのは、記憶だけで埋める前に、手元に残っている記録から順番に確認すること。この記事では、探す順序と、どうしても分からない場合の考え方を整理します。
まずは「会社名・開始月・終了月」を別々に確認する
いきなり完成版の履歴書を書かず、次の表のようなメモを作ると整理しやすくなります。
| 勤務先 | 開始年月 | 終了年月 | 根拠になる記録 |
|---|---|---|---|
| 例:A店(架空) | 20XX年4月 | 20XX年12月 | 契約書・給与明細 |
| 例:B社(架空) | 確認中 | 20YY年3月 | メール・退職書類 |
表の「確認中」は作業用の印であり、提出用の履歴書にそのまま書くという意味ではありません。
確認する順番1:手元の書類やメールを探す
- 雇用契約書・労働条件通知書
- 給与明細、源泉徴収票、退職時にもらった書類
- 採用メール、シフト連絡、退職のやり取り
- 勤務先の名前が残っている手帳・カレンダー
採用日と初出勤日が異なる場合もあるため、最初に見つかった日付をそのまま「入社日」と決めないようにしましょう。
確認する順番2:通帳や振込履歴を手掛かりにする
銀行口座の入金履歴から、過去の勤務先や給与が振り込まれていた時期を探せる場合があります。
ただし、給与の振込日と実際の勤務月は一致しないことがあります。 初回入金の月を入社月、最後の入金月を退職月と断定せず、給与明細や契約書などと合わせて確認してください。
確認する順番3:加入していた社会保険の記録を確認する
アルバイトでも、勤務条件によって厚生年金や雇用保険に加入していた場合があります。
厚生年金に加入していた場合
日本年金機構のねんきんネットでは、厚生年金を含む公的年金の加入履歴を確認できます。
ただし、すべてのアルバイト歴を記録する仕組みではありません。年金記録に勤務先が出ないからといって、勤務していなかった証拠にはなりません。
雇用保険に加入していた場合
厚生労働省は、雇用保険への加入状況をハローワークに照会できることや、マイナポータルで加入記録を確認できることを案内しています。雇用保険の確認方法(厚生労働省)を参照してください。
こちらも、雇用保険に加入していなかった働き方のすべてを証明できるわけではありません。
それでも在籍期間が不明な場合は?
勤務先が残っていて問い合わせが可能なら、在籍期間が分かる書類の発行や確認方法について相談するのも選択肢です。
どうしても資料が見つからない場合は、分からない日付を確実な事実のように創作しないことが大切です。履歴書の書式や応募先の指示によって必要な情報が異なるので、提出前にハローワークや応募先に記載方法を相談してください。
アルバイト歴は全部、履歴書に書く必要がある?
「何をどこまで記載するか」は、応募する雇用形態、履歴書の様式、職務経歴書の提出有無などによって変わります。
正社員への応募でアルバイト経験が重要な経歴になることもあれば、職務経歴書で仕事内容を詳しく補う方が伝わりやすい場合もあります。「バイトは職歴にならない」と一律に決めつけず、求められた情報を正確に伝えられるよう整理しましょう。
僕自身、療養後にアルバイトから正社員を目指した時期がありました。アルバイトをしていた事実を隠すより、そこで何をしていたか整理する方が次の就職活動につながったと感じています。
空白期間・アルバイト期間があるときの履歴書の考え方でも、実際の経験に沿って説明しています。
在籍期間を確認できたら、次は実際に応募書類へ落とし込む作業です。パソコンで無料で作りたい人はGoogleドキュメントで職務経歴書を作る手順とコピペ用のひな型を参考にしてみてください。
提出前にもう一度確認したいこと
- 会社名・店舗名・入退社年月を可能な限り記録で確認した
- 給与振込月と在籍月を混同していない
- 正社員とアルバイトの雇用形態を正しく区別した
- 履歴書と職務経歴書で期間が矛盾していない
- 分からないことを想像で埋めていない
まとめ
過去のバイト歴を覚えていないとき、焦って履歴書を完成させる必要はありません。契約書、給与明細、振込履歴、加入していた保険の記録を順に照合し、確認できたことと未確認のことを分けて整理しましょう。
正確な経歴を揃えることは、自分をよく見せる文章を作る前の大事な準備です。



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