ブランクがある転職|履歴書・職務経歴書・面接での伝え方
ブランクがある転職では、空白期間そのものより「そこをどう説明するか」に意識が向きがちでした。
僕も履歴書を作るときは、アルバイトの期間、勉強していた期間、退職後の空白をどう扱うかをかなり考えました。
実際には、アルバイトはそのまま書き、勉強中の時期は「〇〇を学習中」と記載し、休職期間には触れていません。
書類を作るうちに分かったのは、ブランクだけを整えるより、自分の経歴全体をちゃんと説明できる方が大事だということでした。
アルバイトや勉強は、そのまま書いた
アルバイトをしていた期間は、そのまま履歴書に書きました。
退職後にPhotoshopを勉強していた時期についても、「Photoshopを学習中」といった形で書いていました。
少し空いている期間については、書類ですべて説明しようとはしていません。
必要なら面接で話せばいいと思っていました。
休職期間については一切書いていません。
僕は病歴を就職先には伝えないと決めていたので、書類にも入れませんでした。
SE時代は、ちゃんと職歴として残した
今回の転職では、SEとは違う仕事を探していました。
それでも、SEとして働いていた期間を薄くすることはしませんでした。
自分に向いていたかどうかと、そこで実際に働いたことは別だからです。
職務経歴書には、
- チームの中でどんな役割だったか
- 何を担当したか
- その中で自分が何をしたか
を中心に書きました。
未経験職への転職だったので、技術を細かく並べるより、「どういう働き方をしてきた人なのか」が伝わる方を重視しました。
自分では気づかない経験を、他人に拾ってもらった
職務経歴書は転職エージェントにも見てもらいました。
そのとき、
「ここはかなり頑張ったところじゃないですか」
と言われたことがあります。
僕自身は、そこを強みだと思っていませんでした。
自分の経歴は毎日自分で見てきたものなので、何が価値になるのか分からなくなります。
特に僕は職歴にコンプレックスがあったので、短い、足りない、という方ばかり見ていました。
第三者に見てもらったことで、「そこより、こっちを詳しく書いた方がいい」という部分が見えてきました。
「今何をしているか」も入れた
過去のSE経験だけではなく、その時点でPhotoshopを勉強していることも書いていました。
これまで何をしてきたか。
今は何をしているか。
次は何をやりたいのか。
この3つがある程度つながるようにしました。
過去だけを見ると、短い職歴のSEです。
でも現在まで入れると、「別の仕事を考えて、そのために勉強している人」になります。
僕はそちらの方を見てもらいたかったです。
面接では、生活費について聞かれることもあった
「アルバイトをしていました」
「勉強していました」
と一貫して答えていました。
意外だったのは、
「その期間の生活費はどうしていたんですか」
と何度か聞かれたことです。
僕は失業保険や貯金で生活していたので、そのまま答えました。
ブランクについて準備するなら、「何をしていたか」だけでなく、こういう質問もあるんだなと思いました。
退職理由も、無理にきれいにはしなかった
1社目については、体調を崩して退職したと話しました。
2社目については、別の仕事をやってみたいと思って辞めたと説明していました。
次を決めずに辞めたことについて聞かれたときは、少し無鉄砲だったことも認めています。
そのうえで、
「一定期間就職活動をして、決まらなければアルバイトや派遣で働くつもりです」
と話しました。
全部を完璧な判断だったように見せる必要はないと思っていました。
何を考えていて、これからどうするのかが話せれば十分でした。
ブランク以外の質問もちゃんと準備した
ブランクが気になると、そこばかり対策したくなります。
でも面接では普通に、
- なぜこの会社なのか
- なぜ未経験職へ移るのか
- 今何を勉強しているのか
- 前職で何をしていたのか
といったことも聞かれます。
僕はそのあたりも一通り答えを用意していました。
丸暗記ではなく、「この質問ならこの話をする」くらいです。
その方が本番で頭が真っ白になりにくかったです。
今ならAIで応募先ごとに書類を変える
当時はAIツールがなかったので、一つの履歴書や職務経歴書を作るだけでも大変でした。
今なら、同じ経歴でも応募先によって見せ方を変えます。
EC関連ならPhotoshopやチームでの動きを強める。
別の仕事なら、SE時代の経験の中からその仕事につながる部分を出す。
事実を変える必要はありません。
「この会社には、自分のどこを先に見てもらうか」を変えるだけです。
AIはこの整理にはかなり使いやすいと思います。
ただ、最後は人にも見てもらいたいです。
僕自身、エージェントに添削してもらって、自分では気づかなかった経験を拾ってもらいました。
書類を読むのも、最後に面接するのも人です。
AIと人の両方を使えばいいと思っています。
履歴書の空白期間を説明する前に、事実を3つに分けた
ブランクの説明を考えるとき、いきなり面接用のきれいな文章にする必要はありません。まず、次の3点を別々に整理しておくと話しやすくなります。
- 記録で確認できること:勤務先・在籍期間・アルバイトや勉強の期間
- 自分が実際にしていたこと:療養・生活の立て直し・Photoshopの学習など
- 今、説明できること:応募した仕事への関心や、現在取り組んでいる準備
僕はアルバイトの期間をそのまま書き、Photoshopを勉強していたときは学習中だと書きました。反対に、病歴や休職歴については、当時の書類には記載していません。この点は僕個人の体験であり、誰にとっても同じ記載方法が正しいという意味ではありません。
空白期間を面接で聞かれたときの回答例
「退職後は、自分の生活を整える期間を取りました。その後、次の仕事に向けてPhotoshopの学習を進め、応募できる職種を調べてきました。現在は、学んだことを活かせる仕事で働きたいと考えています。」
※これは僕の経験をもとに今あらためて組み立てた文章例で、当時の面接で実際に話した一字一句の記録ではありません。読者が自分の事情に当てはめるときは、事実と現在の状況に沿って調整してください。
「何もしていなかった時期」も、後から無理に資格勉強や活動の実績へ置き換える必要はないと思っています。実際にあったことを変えず、仕事との関係で必要な範囲を落ち着いて説明する方が筋が通ります。
応募書類で確認するチェック項目
- 勤務先・雇用形態・在籍年月が記録と矛盾していないか
- 何もしていなかった期間に、架空の資格や仕事を足していないか
- 空白期間の説明ばかりにならず、応募先で何をしたいかも書けているか
アルバイト歴の年月が曖昧なときは、給与明細・契約書などの記録から先に確認すると整理しやすいです。
アルバイトの年月があいまいなら、まず昔のバイトの職歴を確認する順番から整理できます。経歴をまとめたあと、提出用の書類を作る際にはGoogleドキュメントで職務経歴書を作る手順も参考になります。
ブランクだけを説明する書類にはしなかった
僕はブランクをかなり気にしていました。
でも、履歴書全体で見れば、それは経歴の一部分です。
SEとして働いた期間もある。
アルバイトをした期間もある。
勉強していることもある。
これからやりたいこともある。
だから、ブランクだけをうまく説明することより、自分の経歴全体を自分で話せる状態にしていました。
聞かれたことには答える。
過去にやったことは、そのまま使う。
今やっていることも伝える。
僕の場合は、それくらいの方が自然でした。



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