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うつ病から社会復帰するときに考える段階と順番

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うつ病から社会復帰するときに考える段階と順番

2度目の会社を辞めたあとも、すぐに仕事を始めたわけではありません。

傷病手当金の受給が終わるころにも、まだ完全に元気になった感覚はありませんでした。その後もしばらく実家で過ごしています。

僕の場合、社会復帰は「今日から就職活動を始めよう」と決めて始まったものではありませんでした。

社会復帰について段階ごとに整理したページはこちら

最初に戻ってきたのは、生活の中の小さな感覚だった

生活リズムを整えながら、少しずつ走るようになりました。

最初は2kmくらい。

それが5kmになり、7kmくらい走れる日も出てきました。

走れる距離が伸びること自体が仕事につながったわけではありません。

ただ、「前よりできるようになった」という感覚はありました。

仕事をしていない時期は、自分にできないことばかりを考えていたので、小さくても結果が見えることは嬉しかったです。

Photoshopも、最初から仕事にするつもりではなかった

そのころ、Photoshopを触り始めました。

就職に有利だから始めたわけではなく、単純にやってみたかったからです。

勉強してみると、バナーの中で写真や文字を配置する作業が意外と自分に合っていました。

そこから初めて、

「こういうことを仕事にできるのかな」

と考えるようになりました。

僕の場合、社会復帰を意識したのは、「働かなければ」と考えた瞬間より、「何かやってみたい」と思えるものが出てきたあとだったと思います。

病院以外にも相談先を作った

治療については医師や家族と話していました。

退職後にはリワーク支援の窓口にも相談しました。何度か話を聞いてもらいましたが、プログラムに通ったわけではありません。

転職エージェントにも登録しました。

そこでは病気や退職の経緯も含めて話し、どんな求人があるのかを教えてもらいました。

最終的にそのエージェント経由で就職したわけではありませんが、自分が知らなかった仕事を知るためには役立ちました。

就職活動は、やっぱり怖かった

体調が戻ってきても、就職活動への怖さは残っていました。

僕は何社も同時に応募して、一気に選考を進めるようなことはしていません。

求人を見て、応募して、面接を受ける。その一つずつにかなり気力を使いました。

エージェント経由でWebデザイナーの面接を受けたこともあります。

でも、面接を受けながら「自分がやりたいのはこれではないな」と感じました。

Photoshopを使うなら、必ずWebデザイナーにならなければならないわけでもありませんでした。

最終的に見つけたのは、ECの仕事だった

その後、ECサイトを運営する会社の求人を見つけました。

Photoshopを使う仕事はあるものの、仕事の内容はそれだけではありません。

商品に関わるいろいろな業務をする仕事でした。

当時の僕には、その少し幅のある感じの方が合っていました。

面接を受け、最終的にその会社へ就職しました。

最初から「ECの仕事に就く」という順番を決めて進んでいたわけではありません。

走るようになった。

Photoshopを触った。

相談先を増やした。

求人を見た。

面接を受けて、違うと思った仕事もあった。

そういうことが少しずつ重なって、結果的に次の仕事へつながりました。

今なら、社会復帰を考えるときに見るところが少し違う

以前の僕は、「仕事ができるくらい元気になったか」で考えていたと思います。

今なら、自分が何でつらくなったのかをある程度理解できているかも気にします。

そして、同じようなことが起きそうなときに、誰かに話したり、仕事の選び方を変えたりできそうか。

僕にとっては、そこまで考えられるようになったことの方が、単純に体調が良くなったことより社会に戻る感覚に近いです。

社会復帰は、僕の場合、きれいな順番では進みませんでした。

小さな「できた」がいくつか増えて、そのあとから仕事のことを考えられるようになりました。

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