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フリーターで職歴が多いときの履歴書|アルバイトをどこまで書く?記入例と整理の順番

仕事を選び直す

アルバイトを何度か変えていると、履歴書の職歴欄を見ただけで手が止まる。「全部書いたら長くなる」「短いバイトも書くべき?」「職歴が多いと不利なのかな」。そんなときは、まず経歴を正確に整理することと、応募先に何を伝えるかを分けて考えるとわかりやすい。

この記事は、フリーターから正社員を目指す人に向けて、アルバイト歴が多い場合の考え方をまとめたもの。実際の応募書類を再現した体験談ではなく、公的機関の記入案内を参照しながら作った記入例を示す。

アルバイトの職歴は全部書かないといけない?

「アルバイトは一律に書かない」「短期の仕事は必ず省く」と決めつけるのは避けたい。職歴欄の記載は、期間の長さ、応募職種との関連、雇用形態、提出先が求める情報などによって考える必要がある。

北海道のハローワークは、少なくとも1年以上続けたアルバイトは職歴として通用し、それより短くても応募職種に関連するなど学びがあれば書く考え方を示している。一方、応募先の指定書式や経歴申告の指示がある場合は、そちらを優先しよう。省略を検討することと、事実と違う経歴を書くことは別だ。

職歴が多いときは3段階で整理する

1. まず手元に全件の時系列表を作る

最初から履歴書の小さい欄に書こうとしなくていい。勤務先の正式名称、入社・退社年月、雇用形態、仕事内容を、わかる範囲で古い順に並べよう。履歴書に何を載せるかは、その後で決める。

2. 応募先に伝える意味がある職歴を確認する

比較的長く勤務した仕事、応募先と共通する業務がある仕事、責任ある業務を任された仕事などは、職歴欄だけでなく面接でも説明できる材料になる。例えば販売職への応募なら、短期間でも接客経験の内容が役立つことがある。

3. 履歴書と職務経歴書の役割を分ける

履歴書には職歴の流れを簡潔に書き、担当業務や工夫したことは職務経歴書で補足する方法もある。職務経歴書を求められていない場合でも、面接用のメモとして仕事内容を整理しておくと説明しやすい。

アルバイトが3件ある場合の書き方【架空の記入例】

年月 記載例
2021年4月 株式会社○○ 入社(アルバイトとして勤務)
2023年3月 株式会社○○ 退職
2023年4月 △△株式会社 入社(アルバイトとして勤務)
2024年2月 △△株式会社 退職
2024年3月 株式会社□□ 入社(アルバイトとして勤務)
現在 株式会社□□ 在職中

これは架空の年月・社名を使った形式例。実際には、正式な社名、契約上の雇用形態、在籍年月を確認して置き換えてほしい。掛け持ちで期間が重なっている場合は、事実と矛盾しないよう時系列に記す。

短期のアルバイトが多くて書ききれない場合

書式の選び方を変える、職務経歴書に詳しい仕事内容を整理する、応募先に指定があるか確認する、といった方法が考えられる。「短期だから隠す」のではなく、何をどこまで記す必要がある書類なのかを確認することが先だ。

そもそも在籍年月を覚えていない場合は、記憶で埋めず、バイトの職歴を覚えていないときの調べ方を先に確認してみてほしい。

面接では職歴の数より説明の一貫性を意識する

転職回数が多いことを質問されたら、仕事ごとの事情を必要以上に美化せず、「経験した業務」「次の仕事で重視したいこと」を整理しておく。例えば「複数の店舗で接客と品出しを経験し、今後は同じ職場で商品管理にも継続して携わりたい」など、自分の事実に合わせて言い換えられる。

正社員の面接そのものが不安なら、フリーターから正社員になるときの面接の整理もあわせて読んでほしい。

まとめ

職歴が多いからといって、最初から書類をきれいに見せようとしなくていい。まず全件を整理し、応募先の指示と職務との関連を踏まえて、正確に伝えられる形を作ることが大切だ。

参考:北海道ハローワーク「履歴書記入例」/宮崎労働局「履歴書の書き方」