未経験の仕事へ転職するとき、
「本当に自分が応募していいんだろうか」
と思っていました。
求人には「未経験歓迎」と書かれていても、内容をよく見ると、
「このソフトを使った経験がある方」
「実務経験はなくても○○ができる方」
と書いてあることもあります。
一方で、本当に経験を問わない求人もあります。
同じ「未経験歓迎」でも、求められているものの温度感がかなり違いました。
僕自身、システムエンジニアを辞めたあと、まったく違う仕事を探しました。
最終的には未経験でECサイト運営の仕事へ入りましたが、最初から自信があったわけではありません。
むしろ、
「また仕事選びに失敗したらどうしよう」
という気持ちは普通にありました。
「未経験歓迎」がどこまで未経験なのか分からなかった
求人を見ていて一番分かりにくかったのが、これでした。
「未経験歓迎」と書いてある。
でも、その下には歓迎スキルがいくつも並んでいる。
Photoshopを使ったことがある人。
Webについてある程度知識がある人。
似た仕事をした経験がある人。
そういう求人を見ると、
「結局、ある程度できる人が欲しいんじゃないか」
と思ってしまいます。
逆に、本当に経験について何も書いていない求人もあります。
当時の僕には、その違いがよく分かりませんでした。
前の仕事を辞めた理由をうまく説明できる自信もなかった
仕事内容だけではありません。
転職活動をすれば、
「なぜ前の会社を辞めたんですか?」
「これまで何をしてきましたか?」
という質問は当然されます。
僕はそこにも自信がありませんでした。
特にそれまで仕事が長く続いていなかったので、
「また辞める人だと思われないだろうか」
という気持ちもありました。
未経験というだけでも不安なのに、その前の職歴についても説明しないといけない。
僕にとっては、そちらの方が怖かった部分もあります。
Photoshopを勉強したからといって、仕事ができたわけではない
僕はその頃、Photoshopを独学で勉強していました。
2か月くらいは、朝から晩までかなり時間を使っていたと思います。
ただ、今振り返ると、
「2か月勉強したから実務で通用した」
という話ではありません。
仕事として使った経験はありませんでした。
入社した時点では、まだできないことの方が多かったです。
それでも勉強したことには意味がありました。
面接で、
「Photoshopを勉強しています」
と言ったときに、
「何をやっているんですか?」
と聞かれても、自分の言葉で答えられました。
ただ興味がありますと言うのではなく、実際に触っていた。
作品も作っていた。
どういうことを勉強しているのかも説明できた。
僕にとっては、その方が大きかったです。
ECサイトの求人は、自分では考えていなかった仕事だった
その後、求人を見ている中でECサイト運営の仕事を見つけました。
もともと、
「ECサイトで働こう」
と思っていたわけではありません。
僕が探していたのは、
未経験でも応募できて、Adobe系のソフトを使える仕事
でした。
その条件の中に、たまたまECの求人がありました。
仕事内容を見ると、Photoshopを使う。
そして何より、その会社で扱っている商品にかなり興味がありました。
これならやってみたいと思いました。
募集内容を見たときのハードルも、それまで見ていた求人より低く感じました。
そこで応募しました。
入社するまで、仕事が自分に合うかなんて分からなかった
内定が決まったあとも、不安がなくなったわけではありません。
仕事そのものだけではなく、
「どんな人と働くんだろう」
という不安もありました。
同僚や上司は自分で選べません。
職場の雰囲気も、求人票だけでは分かりません。
実際に入ってみないと分からないことはかなりあります。
以前の仕事でうまくいかなかった経験もあったので、
「また同じことになったらどうしよう」
という気持ちはありました。
でも、この部分は考えても答えが出ませんでした。
未経験だから、最初から技術を求められたわけではなかった
実際に働き始めてみると、入社前に僕が心配していたこととは少し違いました。
最初から高い技術を求められたわけではありませんでした。
未経験で入っているので、知らないことがあるのは前提です。
仕事をしながら覚えていきました。
もちろん大変なこともありました。
仕事を辞めたいと思った時期もあります。
ただ、
「未経験だから仕事についていけない」
という、入社前に怖がっていた部分ではあまり引っかかりませんでした。
気づけば一年くらい夢中で仕事をしていて、その頃には普通に業務をこなせるようになっていました。
僕にとっては、
「他業界から来た人って、こういうふうに見てもらえるんだ」
という安心感の方が大きかったです。
未経験転職が怖いなら、まず求人を見るのは大事だと思う
僕は、いきなり応募する必要はないと思っています。
まず求人を見る。
これは結構大事でした。
そもそも、
「こういう仕事がしたい」
と思っても、自分が通える範囲に求人がなければ仕事にはできません。
逆に、求人を見て初めて知る仕事もあります。
僕にとってECサイト運営がそうでした。
自分ではまったく考えていなかった仕事でした。
でも求人を見て、
「こういう仕事なら未経験でも募集しているんだ」
と知りました。
求人サイトを見ることは、応募先を決めるためだけではありません。
自分が知らなかった選択肢を知るためにも使えると思っています。
僕は求人を見ながら「興味がある・ない」を分けていた
前の記事でも書きましたが、僕は最初からやりたい仕事が決まっていたわけではありません。
求人サイトを見ながら、
「これはあまり興味がない」
「これはちょっと気になる」
と分けていました。
その中からWebデザインに興味を持ち、Photoshopを勉強しました。
その後、ECの求人を見つけました。
つまり、
やりたい仕事を決めてから求人を探したのではなく、求人を見ながらやりたい方向を探していた
という方が近いです。
未経験転職が怖いときほど、最初から答えを決めなくてもいいのかもしれません。
まずどんな求人があるのかを見る。
そこからでも僕は十分でした。
まだ応募するつもりがなくても、求人は見られる
ここからPRを含みます。
今なら、リクナビNEXTのような転職サイトで、勤務地や職種などから求人を探せます。
いきなり企業へ応募する必要はありません。
まず、
「自分の地域にはどんな仕事があるのか」
「未経験でも応募できそうな求人があるのか」
を見るところから始めることができます。
僕が転職活動をしていたときも、まず求人を見ることから始めました。
特に仕事を変えたいけれど、
「次に何をすればいいのか分からない」
という段階なら、一度求人を眺めてみるだけでも、自分が知らなかった職種が見つかることがあります。
職務経歴を入力するのが面倒に感じるかもしれない
一方で、リクナビNEXTをしっかり使うには、これまでの職歴などを登録していく必要があります。
僕も転職活動を何度か経験していますが、職務経歴書を一から作るのは結構面倒です。
まだ応募するかも決めていない段階なら、
「そこまでやるのは重いな」
と思う人もいると思います。
ただ、今のリクナビNEXTには、経験やスキルを選択しながらレジュメを作る機能があります。
入力した内容からAIが職務要約を生成したり、AIとの対話を使って業務内容を文章にしたりする機能も用意されています。完成したレジュメはPDFとして出力することもできます。
何もない状態から職務経歴書を全部書くよりは、かなり始めやすくなっています。
もちろん、AIが作った文章をそのまま使うのではなく、自分が実際にやった仕事と合っているかは確認した方がいいと思います。
でも、一度これまでの経験を整理しておけば、その後ほかの求人へ応募するときにも使えます。
まず自分にどんな求人があるのか見てみる
未経験転職が怖かった僕にとって、最初の一歩は応募ではありませんでした。
求人を見ることでした。
そこで、
「これは違う」
と思う仕事もありました。
「ちょっとやってみたい」
と思う仕事もありました。
その中で、自分では考えていなかったECの仕事を見つけました。
今すぐ転職するか決めていなくても、
今の自分にはどんな選択肢があるのかを知っておく
ことはできます。
転職するかどうかは、そのあと考えてもいいと思います。
求人を見ても自分だけでは選びにくいと感じたら、転職エージェントに相談だけしてみる考え方も整理しています。



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